業界別活用例車体の製造工程で、
塗布型発泡充填剤をピラー内に塗布したケース

業界
自動車
吐出液
塗布型発泡充填剤

現状の課題および要望

自動車のボディの製造工程で、シート状の防音材を人手で貼り付けているが、奥まった箇所へ貼り付ける作業の負担は大きく、貼り忘れのリスクもある。液状の材料にして塗布すれば、台紙ごみの削減にもつながるため、塗布型の発泡充填剤を導入したいが、以下の課題があった。

  1. 発泡充填剤を奥まったピラー内に塗布する必要がある
  2. 超高粘度液である発泡充填剤を、十分な防音効果を得るために必要な塗布幅と塗布厚みで短時間で塗布したい

解決方法および改善メリット

高粘度液を高精度に塗布でき、ロボットアーム上のホースが不要なホースフリーシステムを採用した。

  • ロボット可動部にホースのない環境で塗布できるシステムなので、車体の奥まった部分にも自在に塗布することができた。
  • ホースの制約を考慮せずにすむため、導入時のロボットティーチングが容易にできた。
  • 100万mPa・sの超高粘度液でも、設定どおりの時間で必要な量を高精度に繰り返し塗布することができた。
  • 液状の発泡充填剤への変更で工程を自動化でき、手作業の削減と高い防音性能の確保につながった。

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